東京・埼玉の爬虫類専門ペットショップ 爬虫類倶楽部 爬虫類・両生類・珍獣・猛獣のことならハチクラにお任せ下さい。



爬虫類倶楽部通信販売部

爬虫類倶楽部東京中野店

爬虫類倶楽部埼玉大宮店

爬虫類倶楽部インフォメーション

ハチクラ写真館



私達人間が健康に生きてく上で大切な行動の一つに食事があります。近年、何かと話題の“食”
そう、“食へのこだわり”です。

ハチクラでも、大切なペットたちのエサついて深く考えています。
昆虫食のトカゲやカエルなどは野生では何十種類という昆虫を食べて暮らしています。
しかし私達が飼育する場合に与える昆虫といえば、ほとんどがコオロギかミルワームだと思います。
これらのエサを与えるときには、栄養剤やカルシウム剤を添加はしますが、はたして本当にこれだけでペットたちは満たされているのでしょうか?

日本の爬虫類ショップでは、活エサといえばコオロギかミルワームが主流となっていて、そのほとんどの割合をコオロギが占めています。たしかにコオロギは栄養価も高く、大量に養殖ができるため、エサ昆虫としては最適です。しかし、昆虫食の生き物というのは、本来野生では何十種類もの昆虫を食べて生きているのです。

マウスを食べる生き物と、昆虫食の生き物を比べると、昆虫食の生き物のほうが頻繁に餌を食べて代謝が高い事が分かります。これは、昆虫に含まれる栄養素が、マウスなどの哺乳類に比べると圧倒的に少ないためです。昆虫食の生き物は、栄養素の少ない食物で生きていくために、できるだけ多くの種類の昆虫を食べる必要があるのです。昆虫とマウスの栄養価の違いを、分かりやすくフクロウを例に説明したいと思います。

フクロウの多くは、マウスなどを主食としている肉食性ですが、中には昆虫を主食とするアオバズクという種類がいます。フクロウは飼いたいけど、マウスを与えるのが苦手な人は、コオロギを食べるアオバズクを飼いたがります。しかしアオバズクをコオロギやミルワームで飼育しても、ほとんどが1年程度(寿命は10年)で死んでしまうのです。これは昆虫を主食とする、哺乳類や鳥類などの恒温動物に共通して言える事なのですが、食物の中では栄養素の低い昆虫で、36℃以上もの体温を維持することは、とても大変なことで、外温動物〔変温動物〕である爬虫類と比べると、さらに多くのエネルギーを必要とするのです。それをコオロギだけで飼育する事は、どんなに優れた栄養剤を振りかけたとしても不可能なのです。

爬虫類の場合は、恒温動物ほど多くのエネルギーが必要でないため、コオロギに栄養剤を添加すれば飼育することができてしまうのです。これが、日本で活エサの種類が少ない原因の一つにもなってしまっています。

爬虫類の飼育技術が進んでいるドイツでは、ショップで扱うエサの種類が驚くほど多く、与えるエサの種類の多さが重要だということが、飼育者の中では常識となっているのです。日本でも最近では、紫外線灯や、保温器具などの飼育用品は充実してきていますが、いくら環境を良くできても、エサが適当で、生体が健康でなければ意味がありません。爬虫類倶楽部では、今後も餌の重要性を深く考えて、一種類でも多くの餌を扱っていきたいと考えています。
※ここで説明しているのは、コオロギの栄養素が悪いという意味ではなく、コオロギのみでは栄養素が偏ってしまう可能性があるということを説明しています。

みなさんが、飼育している爬虫類や両生類に与えるコオロギは、“フタホシコオロギ”と“ヨーロッパイエコオロギ”のどちらを与えていますか?実は同じコオロギであっても、特長には大きな違いがあり、これらの特徴を知ることで上手に使い分けることができます。大切なペットの主食になる、この2種類のコオロギの違いについて紹介したいと思います。

フタホシコオロギ ヨーロッパイエコオロギ
外見
粗悪な環境 弱い 強い
これはコオロギの『丈夫さ』という意味です。みなさんも、コオロギを飼育しているとフタホシコオロギのほうが死にやすく、“クサイ”といったイメージがあるのではないでしょうか?それに比べ、ヨーロッパイエコオロギは、小さなプラケースでも長期間ストックができます。ヨーロッパイエコオロギを好んで使用している方の中には、これが理由の方も多いはずです。確かに、ヨーロッパイエコオロギは丈夫で、水やエサを与えなくても(少なくても)長期間生きています。しかし、コオロギはただ生きていれば良いというわけではなく、エサに使用することを考えると逆にデメリットとなります。つまり、エサや水がなくてコオロギの状態が悪くなっても生きてしまうのです。状態の悪いコオロギは、それを食べる生き物にとって決して良いエサにはならないのです。
水分量 多い 少ない
【フタホシはなぜ臭いのか?】
たしかにフタホシコオロギのほうが臭くなることが多いです。これは、フタホシコオロギのほうが水分を多く必要とし、尿の量が多くケース内が湿気て汚れることが多いためです。それに比べて、ヨーロッパイエコオロギは飲む水の量が少なく体も小さいためフタホシコオロギほど糞や尿が多くはないのです。この飲む水の量は、コオロギの体に持つ水分量にも関係していて、フタホシコオロギのほうが体の水分が多くベビーや入荷直後で脱水気味の個体には水分の量の多いフタホシコオロギがエサに適しています。成長期のベビーや、脱水気味の個体には飲み水以外にも水分量の多いエサを与えると、とても良い結果になります。実際、当店でフトアゴヒゲトカゲの同じ時期に生まれたベビーに、フタホシコオロギのみと、ヨーロッパコオロギのみで育ててみたところ、フタホシコオロギで育てた個体の方がはるかに速いスピードで成長したのです!!これは、コオロギの持つ水分量、栄養価、大きさなどが関係しているものと思われます。フタホシコオロは絶食に弱いため、常に良いエサを食べて育ち、さらに体が大きく水分量が多いため、爬虫類・両生類にとって、とても良いエサになるのです。
共食い 良い環境であれば
イエコオロギと同じくらい
あまりしない
フタホシコオロギは肉食性が強く、すぐに共食いをするといったイメージがあります。確かにフタホシコオロギのほうが、ヨーロッパイエコオロギよりも若干肉食傾向が強いのですが、共食いには食性以外にもっと別の理由が関係しています。それは生活密度です。昆虫には、1匹が生活するために必要な空間というものがありますが、この空間がフタホシコオロギの場合はヨーロッパイエコオロギに比べるとさらに多く必要で、それを超えた密度になると共食いが始まってしまうのです。この問題は、どんなにエサや水を与えても共食いをしてしまうという場合の多くは過密すぎる事に原因があるのです。例えば、20cm×30cmほどのケースに、卵パックなどを積んだ場合はLサイズで50匹前後がストックに適した数になります。大きな衣装ケースなどを使えば、400匹~500匹を飼育することができます。フタホシコオロギを飼育する場合は、少し余裕を持った大きさのケースで飼育すれば共食いを最小限に減らすことができます。フタホシコオロギは、ヨーロッパイエコオロギに比べると死にやすいイメージがありますが、状態良く管理すれば決して死にやすいコオロギではないのです。
大きさ 大きい 小さい
ジャンプ力 普通 強い
攻撃性 空腹時には生体に噛みつくこともある
結論 使い分けるときは、これらの長所と短所を良く理解したうえで使い分けるのが良いと思います。もし、フタホシコオロギの飼育が上手く行かず、管理の楽なヨーロッパイエコオロギを与える時は、エサにする直前にコオロギにエサと水をたっぷりと与えて栄養をつけてから与えることをオススメします。詳しいコオロギの飼育については《ハチクラ情報№45》をご覧ください。


栄養素 説明 含有量の多い餌
タンパク質 タンパク質とは、生き物の体を構成している主な成分で、生きていく上でとても重要な栄養素の1つです。肉食性の生き物は、動物性タンパク質を多く必要とします。 ハニーワーム、フタホシコオロギ、ドゥビアコックローチなど
脂質(脂肪分) 脂質とは、糖質と同等のエネルギー源となる栄養素で、炭水化物・タンパク質と共に体を構成する主な物質です。生きていく上でとても重要な脂質ですが、多く摂りすぎると肥満になりやすくなります。 ハニーワーム、ハナムグリの幼虫など
キチン質 昆虫の硬い外骨格は、主にキチン質で出来ています。甲殻類(エビやカニなど)の外骨格にも含まれているキチン質には、免疫力を高める効果や、肥満やアレルギーを抑える効果があるとされています。本来昆虫も多く食べている「オオトカゲ」のベビーなどをキチン質を持たないマウスのみで飼育すると、体に障害が出ると言われています。『マメゾウムシ』などの甲虫類や、『コオロギ』や『ゴキブリ』などの頭部などに多く含まれます。 マメゾウムシなどの甲虫類、コオロギ、ゴキブリなど
カルシウム 丈夫な骨を構成するためにとても重要な成分です。成長期はもちろん、妊娠中のメスもカルシウムを多く必要とします。カルシウムが不足すると、クル病になったり、丈夫な卵を産む事が出来なくなります。硬い昆虫にはカルシウムが多く含まれていると思っている方も多いのですが、昆虫の外皮はキチン質なので、カルシウムはほとんど含まれません。エビやカニと同じ甲殻類の『ワラジムシ』は、体が炭酸カルシウムで作られているため、カルシウムが多く含まれています。 ワラジムシ、ダンゴムシ、ザリガニ、各種サプリメント
上記の理由からハチクラでは数種類の餌をバランスよく与えることを推奨します。

※注意

皆さんが自然で採取してきたものは“
農薬”や“現地にはいない細菌”で汚染されている可能性があります。自分で採取してきたものを餌として与えるときには次のことに注意してください。
  • 採取してきたものは餌ではなく種親として利用し、清潔な環境で完全養殖されたの子供だけを与えてください。
  • 現地にいない種類の昆虫は避けてください。


Copyright © 2006 Limited company W・R・C All Rights Reserved